吉田です
昨年お庭をさせていただきましたお宅にお伺いする機会がありました
広い敷地で、長く道路に接しているため、プライバシー保護も兼ねて板塀を施工しております
距離が長いため、見た目が単調にならないよう板の幅や厚みを変えて、かつランダムに張っていくデザインをご提案させていただきました
これは、松山市内にあります「伊丹十三記念館」の外壁にヒントをいただいたものです
あと、ポイントとしましては
敷地いっぱいまでを塀にするのではなく、あえていくらか控えて、植栽スペースを確保したところにあります
道路と塀の間に、ゆとりと変化が欲しかったからです
以前のブログにも書きましたが、建物の外観や外構などは本来公共性の性格が強いもの、と思っています
言い換えれば、その地域、街並みを形成する要素のひとつである、ということです
自分の敷地を少し公共に提供することで、街並みにゆとりと豊かさが生まれてくるのではないかと思っています
建築:コラボハウス