吉田です
以前から言ってきたことなので、耳タコの話です、往年の読者の方には
7月7日、といえば
そう「七夕」です
この七夕を7月7日に設定するのはもうやめにしませんか?
ということを申し上げたいのです
誰に言えばいいんですかね?
そもそも七夕は旧暦の文月七日のこと
明治政府の思惑か、欧米の圧力かは知りませんが、日本はそれまでの暦から太陽暦へとスイッチします
その時に、7月7日、という数字だけを移植してしまったのが、そもそもの誤り
ご存知のように現代のカレンダーと旧暦は概ね1ヶ月程ズレています
特に閏月がある今年は2ヶ月ほどもズレがあるのです
日本では、7月7日は概ね梅雨の時期
空を見上げても、ほぼほぼ彦星も織姫も見える確率は低いです
それをきちんと理解して、七夕祭りを8月にしている地域も多いようです
7月7日は七夕さまだけど、本当は1ヶ月くらいあとだからねー、みたいな無用な変換をやめにしたらどうかと思うのです
日本には古来から人々が慣れ親しんできた旧暦があります
太陽暦が悪いわけではありません
どうせ祝い事をするのなら、本来の意味を取り戻し、最初からその日をカレンダーに書くべき
今年の七夕さま、文月七日は
8月28日、です
毎年違ってもいいじゃないですか
それが本来なのだから
8月28日の夜に、彦星、織姫が無事に出会えることをお祈りしております